自己理解・強みの発掘

仕事のモチベーションが低くなる3つの理由|自己理解が解決の鍵

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高原
高原

こんにちは!高原です。

このサイトでは、「モチベーションを科学する」というテーマで発信をしています。

この記事では、「どうすれば仕事のモチベーションが高めることができるのか」という議題を取り扱いたいと思います。

この記事で解説する情報は、下記の知識・経験に基づいた内容になります。

この記事の情報の根拠となるもの
  1. アメリカのギャラップ社が研究・提供しているノウハウ
    (僕自身、この会社の認定コーチです。)
  2. 4,000人が受講している「自己理解プログラム」で研究・提供しているノウハウ
    (僕自身、実際にこのプログラムのコーチとして現場に立っています。)
  3. 実際のコーチングの現場で、クライアントのモチベーションを高めることができた実例
    (他の人ではなく、僕が実際に上手くいった事例を基にしています。)
  4. 僕自身が15年以上のモチベーションの悩みを解決した実体験
    (時間がかかりましたが、今では完全にこの悩みを克服したと感じています。)
  5. 上記を基に、自分の会社のメンバーのモチベーション管理を成功させた実体験
    (コーチングを受けに来た人だけでなく、一般の人にも当てはまるかを、実験して、同じように結果がでています。)

まあ、とやかく言っておりますが、とりあえず、「色んな人が実際にモチベーションの変化を感じているので、あなたにも効果がある可能性が高いですよ」ということが伝えたいだけです。

ということで、本題です。

世の中には、モチベーションに関する様々な書籍や、情報が溢れていますが、意外と

  • 「長期間持続する」
  • 「時間が立ってもモチベーションが下がりにくい」

という本当に実践的に使えるノウハウは、あまりないように思います。

事実、書籍などを読んでも、一時的にはやる気になるような感じがしますが、すぐにまた同じ悩みに立ち戻ってしまう…という人も多いはずです。

そんな、一見難しそうに感じるモチベーションの管理ですが、実はいくつかのポイントを確実に抑えることができれば、常に高い状態を維持することができるようになります。

これは僕が実際に、自己理解コーチングの現場に立っている中で、確実に言えるなと感じる、再現性が高い事象です。

実際、ほとんどのクライアントさんは、この記事で解説している要素を満たしていくと、それに比例してモチベーションが高まっていきます。

この記事では、僕がコーチングをしていくなかで、実際に効果があった実践的なノウハウを公開しますので、ぜひ参考にしてみてください。

お知らせ

僕がコーチングを行っている「自己理解プログラム」では、プロのコーチによる無料カウセリングを実施しています。

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なぜ仕事のモチベーションは下がってしまうのか

まずは何事も原因を明確に理解することで、初めて、それを回避できるようになります。

なので、まずは仕事のモチベーションが下がってしまう原因をご紹介します。

結論としては、下記です。

モチベーションが下がる3大要因
  1. 価値感の不一致(人間関係を含む)
  2. 得意ではないことをやっている
  3. 興味がない
高原
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これ以外には、シンプルに「体力的な疲労」というものがありますが、それはちゃんと寝る、ちゃんと休むという、ただの健康の話なので、割愛します。

実際、僕自身もそうですし、社内のメンバー、そしてコーチングしている方々も、すべてこの3つが原因であり、それを解決していくことで、徐々にモチベーションを取り戻していきます。

今、あなたがモチベーションで悩んでいるのであれば、間違いなくどれか一つ、もしくは複数に該当するので、ぜひ詳しく見ていきましょう。

モチベーションが下がる原因①:価値感の不一致

価値感というのは、すごく抽象的でわかりにくいものですが、実はものすごくモチベーションに大きな影響を与えます。

仕事のモチベーションという視点で考えると、「価値感」の問題は、大きく2つに分けることができます。

具体的には、

  1. 仕事上の「目標・目的」が、あなたの価値感と合っていない
  2. 仕事で関わる「人や組織」が、あなたの価値感と合っていない

という2パターンです。

高原
高原

両方とも合っていないという方も多く、その場合は特にモチベーションの悩みが強い傾向があります。

詳しくは別の記事で解説しますが、人にはそれぞれ「価値感」があります。

価値感とは、まさしく「価値」を「感」じるもので…あなた自身の人生や、暮らしの幸せにおいて「特に重要なこと」と考えることができます。

これは本当に人それぞれです。

例えば、

  • 「目標」や「チャレンジ」がないと退屈でやってられない
  • 「成長」を感じられないと、楽しくない
  • 「安心」できる空間、環境じゃないと、ストレスが溜まっていく
  • 「仲間」と過ごす時間が、とても大切だと思う

などなどです。

そして、価値感の不一致とは、具体的に下記のようなイメージです。

価値感の不一致の例
  1. 「安心(心理的安全)」が大事なことなのに、プレッシャーがある職場で働いている
  2. 「成長」が大事なことなのに、淡々と業務をこなすだけの仕事をしている
  3. 「自由」を求めているのに、拘束・強制・ルールを重んじる会社に身をおいている

これが、価値感の不一致の例です。

このように、あなたの価値感と、組織・仕事で求められる価値感が一致していないと、確実にモチベーションが低下します。

例えば、「安心」を大事にしている人は、他人に対してもそうしてあげたいという心理があります。

にも関わらず、会社の文化が「結果第1主義」で、「顧客満足度ではなく、売上などの数字を重視する」という雰囲気だったらどうでしょう。

きっと、ガツガツした営業をしたくない…もっと相手に安心して買ってもらえるよう、本当は時間をかけたい…といった気持ちになっていくはずです。

このように、仕事とあなた個人の価値感が一致していないと、やりたいことと、やらされることがズレていくので、必ずモチベーションが低下していきます。

高原
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では、一方で、価値感と一致している仕事とはどのような状態でしょうか。

これはまさに、会社や仕事の文化と、価値感が同じ方向にあるケースです。

例えばさきほどの、「結果第1主義」の会社も、「成長」「挑戦」「競争」といった、人生に刺激や競い合いを求める価値感の人であれば、とても合っている職場になるかもしれません。

また、「暮らしに安心を求める」人であれば、それに関わるサービスを提供していたり…

挑戦やリスクより、安心して働けることを大切にしている経営者の元ならば、やりがいを感じて幸せに仕事ができるでしょう。

高原
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このような文化の会社なら、「どうすればみんなが安心できるか」という課題に向き合うでしょう。

安心を大事にしていて、「売上!」「成果!」という目標にやる気を感じない人も、この問題に関しては興味を持って取り組めるはずです。

これが、価値感と仕事が一致しているイメージです。

実際は、人にはそれぞれ、たくさんの価値感があり、その優先度も様々です。

なので、この例より、もっと多面的に考える必要がありますが、価値感が一致していないとモチベーションが低下していくことは間違い有りません。

モチベーションが下がる原因②:得意ではないことをやっている

実は、価値感と同じくらい強烈にモチベーションに影響するのが、「やっていることが得意なことかどうか」です。

どんな人も自分の得意なことをやっているときには、

  • 充実感
  • 苦なくできる感覚
  • 自分の特性を活かせている感じ

があります。

これは、そのままモチベーションになります。

高原
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得意なことをやり終わったときは、「心地の良い充実感」を感じます。

逆に、得意ではないこと、苦手なことをやっていたり、これからやらなければならない時には、

  • 漠然とした不安感
  • 緊張感
  • やるのがおっくうな感じ
  • うまくできる自信がない感じ

があります。

実際にやっている時も、辛く、早く終わりたい感覚があります。

高原
高原

終わったあとも、充実感を感じることはなく、疲労感ととりあえず抜け出せた安堵感しか残りません。

実際にコーチングの現場にいても、自分の得意なこと活かして仕事をできている人は、非常に少ないです。

具体的には、

  • じっくり考えるタイプなのに、スピード感を求められている
  • やることがシンプルじゃないと混乱するタイプなのに、たくさんの業務をマルチタスクでやらされている
  • 少なく深い交友関係が向いているのに、たくさんの人と薄く関わるような仕事をしている

などなど、本当にたくさんの例があります。

僕たちの仕事のやり方、問題解決のやり方には、人それぞれタイプがあります。

スポーツで言うなら、短距離に向いている人もいれば、長距離タイプもいる…道具を使う種目が向いている人もいれば、シンプルなフィジカル種目が向いている人もいる…

こんな感じで、人の特性は様々です。

自分自身が得意な仕事をしていないというのは、「球技が苦手で、サッカー部で結果を求められている」みたいな状態です。

高原
高原

特別な理由がない限り、自分に向いている部活に入るほうが、楽しいし活躍できますよね。

なぜこのような状況になるのかというと、仕事に関しては、多くの人が、自分自身の得意なことが何なのかが、明確に理解できていないからです。

逆に、このような人たちが、自分自身の得意なことを明確化し、それを活かせる仕事に切り替えると、見違えるようにモチベーションが高くなります。

具体的に、得意なことを見つける方法については、下記の記事で解説しているので、是非参考にしてみて下さい。

是非参考にしてみてくださいね。

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モチベーションが下がる原因③:興味がない

ここは凄くシンプルなものです。

そもそも、やっている分野、扱っている仕事や商品そのものに、興味がなければ、モチベーションは上がりづらいです。

例えば、

  • 不動産を販売しているけど、もともと興味がない
  • 本音では関心がないのに、プログラミングをやっている
  • 販売している商品自体が、自分の好きなものではない

などなどです。

これは、モチベーションが上がらないのも想像がつきやすいでしょう。

ただ、僕が自分の経験や、コーチングでいろいろな人を見ている経験からいうと、この要素は、先ほどの「価値感」「得意なこと」と比べると、影響は少なめです。

また、価値感や得意なことを活かして働くことさえできていれば、やっていくうちにその面白さに気づき、興味が出てくる可能性もあります。

高原
高原

これは僕自身の例をご紹介します。

僕自身も、Webマーケティングの相談を受けることが有ります。

基本的には、その案件自体にお金以外の動機(興味)が見いだせない場合は、モチベーションが乗らないのでお断りすることがほとんどです。

しかし、時々すごく熱心に指名してくださる方や、お世話になっている方が困っている場合などは、引受けさせていただくことがあります。

実際に、このような背景で、この記事を執筆時点も、歯科医院や塗装会社のマーケティングの支援をしています。

正直に、僕自身は歯科や外壁塗装という分野には、特に強い興味関心はありません。

なので、本来であれば、これらの業務はモチベーションわかず、嫌になってしまうものです。

しかし、実際は、僕の価値感が満たされて、かつ得意なことでサポートしているため、楽しく仕事をさせていただいています。

価値感が合い、得意なことを活かせると、モチベーションは下がらない

具体的には、サポートさせていただいているこの2社の経営者さんは、

  • 「どうせ働くなら、楽しいことをやりたい!」
  • 「チャレンジするドキドキを感じながら、成長したい!」

という、価値感の部分で、共通点があります。

また、僕の場合、得意なことと苦手なことを、自己理解しているので、事前にそれらを包み隠さずお伝えしています。

具体的には、

  • 考えることが得意であること
  • 豊富な専門知識を、わかりやすく教えるのが得意なこと
  • 人を集めたり、巻き込んだりする業務は苦手であること
  • プロジェクト管理のような、規律を生み出す仕事は苦手であること

などなど、事前にお伝えし、契約書にも記載しています。

苦手な領域は素直に伝え、僕以外の協力が必要であることを理解していただいているので、僕自身は、強みである「戦略を考える」「専門的な知識を教える」というところに集中することができます。

ここは僕の持ち味だと自覚しているので、「ほかで活躍できない分、ここでがんばるぞ!」という気持ちが湧き、高いモチベーションで仕事ができます。

このように、価値感と得意を満たすことができれば、興味の部分はそこまで高くなくても、モチベーションを保つことは可能です。

ただ、当然ながら、それが本来興味がある分野であれば、さらに高いモチベーションになり、いわゆる「情熱を持って働く」というレベル感まで到達できます。

僕の場合は、

  • モチベーション
  • 仕事と人生の充実度

というテーマにすごく関心があるので、コーチングやこのコラムの発信などの仕事は、情熱を持って取り組んでいます。

また、僕は、シンプルにゴルフにドハマリしています。(というか、もはや好きすぎて、狂ってしまっている)

なので、運営しているゴルフのYouTubeも、情熱を持って取り組んでいます。

まとめ:仕事のモチベーションを上げるには、気合いではなく、自己理解が必要

僕自身の経験からも、多くの人のコーチングをしていく中でも、一つ言えることがあります。

それは、モチベーションは、単なる気合いでは、絶対に続かないという点です。

いくら「やらなきゃ!」と言って気合いをいれても、瞬間的に行動ができるだけで、絶対に長続きはしません。

むしろ、無理してモチベーションを上げようとしてしまうと、どこかで限界が来て、鬱っぽい症状がでてきます。

実際、相談の段階や、コーチング前の方には、

  • 休日も出かけなくなっている
  • 好きだった趣味をやらなくなっている
  • 慢性的にしんどく、体が動かない
  • 明日が嫌だから、夜ふかしをしてしまう
  • 漠然とした不安が治まらない

などの、活力が明らかに低くなっている状態の方も多いです。

このような人たちでも、コーチングでサポートしてくなかで、価値感に沿った仕事、苦手なことを回避し、得意なことを中心に働ける状況づくりができると、見違えるようにイキイキとしてきます。

どんな人でも、仕事のモチベーションに、

  • 価値感
  • 得意・不得意
  • 興味

が直結していることは間違いないです。

自分に合った仕事を見つける、手に入れるためにも、まずはあなた自身の3要素を、人に伝えられるくらい明確に理解することが大切です。

ABOUT ME
高原
高原
経営者/キャリアコーチ
「もっと楽しく働こう!」をコンセプトに、コーチングとメディア発信の事業を行っています。自己理解とストレングス・ファインダーが専門です。長年、メディア運営をしているので、ウェブマーケも結構詳しいです。
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