自己理解・強みの発掘

心から楽しく働くための、正しい仕事の選び方

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この記事では、失敗しない仕事の選び方について解説します。

仕事選びで最重要なのは、「自分の特徴を理解する」ことです。

自分の特徴とは

あなた自身の、

  • 良いところ
  • 悪いところ
  • やっても苦じゃないこと
  • 苦手で人一倍、ストレスを感じること
  • モチベーションが上がること、下がること

などなど

当たり前のことですが、ひとそれぞれ、合う仕事、合わない仕事は異なります。

また、どんな人と合うか、どんな人とは合わないか…という人間関係的な特性も、本当に千差万別です。

つまり「一般的にはすごく良いとされている仕事が、あなたにとっては最悪の職業」である場合があるわけです。

高原
高原

仕事でもバイトでも学校でも…友達は続けられたけど、自分はすぐにやめちゃった…みたいなことはよくありますよね。

上記に書いたような、自分の特徴がわからなければ、あなたにどんな仕事が合って、どんな仕事が合わないのかが、わかるはずがありません。

つまり自分の特徴を理解できていない状態で、どれだけ求人を見たり、エージェントから仕事を紹介してもらっても、あなたに合うものを見つけることができないんです。

こうなると、勘で飛び込むしかなくなりますから、当然、始めて見て「やっぱり違った…」「やっぱりやりたくない…」となる可能性は高くなります。

僕自身、会社を経営しているので、さまざまな経営者さんを見てきましたし、コーチングでは、多くの人の転職の相談に乗ってきました。

高原
高原

そこで、一つの共通点があることがわかっています。

それは、仕事選びで成功する(本人が満足し、充実感を持って働けている状態)になる人は、「自分の特徴を自己認識できていて、それに合った仕事を選択できている」という点です。

逆に、仕事選びで失敗したり、働くことが苦痛だったり、転職したくてたまらない…という方は、そもそも自分自身にどんな特徴があるのかを、説明することが出来ません。

この記事では、どうすれば、あなたが満足し、充実感を持って働けるような、ベストな仕事選びができるのかを解説します。

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仕事選びで特に大事な2つの要素

僕はコーチングの仕事をしているので、日常的に、多くの人の職業選択や転職、独立起業などの悩みを聞いています。

そこで感じるのは、ほとんどの人は、

  • 社会的に大成功したい!
  • ビッグな人物、スターのような人物になりたい!
  • 大金持ちになって、豪遊したい!

みたいな願望は持っていないということです。

一番多いのは、

  • 自分に合った仕事がしたい
  • 楽しいと思えたり、充実感を感じられる仕事をしたい
  • 夢中になれるような仕事をしたい

という方です。

また、実際はお金に執着している人も、少ないと思います。

  • 不自由なく暮らせれば十分
  • 家族を養えればそれで良い
  • 高価な買い物や食事は、ごくたまのご褒美で十分

という、「困らなければそれでOK!」「別に金持ちになりたいわけではない。」という感覚の人が多いはずです。

高原
高原

僕も全く同じです。

貯金をしたいという人も、金持ちになるというより、なにかがあった時の備えとして持っておきたいという人がほとんどでしょう。

このような、「普通の願望」である場合、仕事の選び方で一番大事になってくるのは、下記の2つの要素です。

仕事選びで最も大事な2要素
  • あなた自身の「得意・不得意」を理解すること
  • あなた自身の「モチベーションが上下する要因」を理解すること

この2つさえ、自分自身で理解できれば、仕事選びで成功する確率は、大幅に高まります。

なぜなら、無数にある仕事が、下記の図のどれに当てはまるか、自分なりに振り分けできるようになるからです。

では、具体的に、どのように考えていけばよいのかを解説していきます。

まずは自分の「得意・不得意」を理解する

コーチングで、色々な方の仕事選びの相談に乗る中で、最も大事だと思うのが、「得意・不得意」の把握です。

これが分かっていないと、自分に合う仕事はほぼ間違いなく見つかりません。

僕自身、長年この点については悩んできました。

多くの本で学んだり、色々な経営者の人に話を聞いたりするだけでは満足の行く答えにたどり着けず、ストレングス・ファインダー、自己理解など、本格的なメソッドなどを学ぶことで、やっと「得意・不得意ってこういうものなんだな」という事が理解できるようになりました。

色々な方の相談を聞いていて、得意・不得意がわかっていないパターンは大きく2種類あると思います。

得意・不得意がわかっていないパターン
  • パターン①
    自分の得意を自己認識できていない(苦手なことしかわからない)
  • パターン②
    得意なことがわかっているつもりだが、ざっくりしすぎている(「人と話すのは得意」とか)

このどちらの場合も、あなたの理想の職業は見つけることは難しいです。

「得意なこと」とは、あなたの特性(持ち味)のこと

あなたは、自分自身の得意・不得意をどのように理解すれば、ベストな仕事を選べるようになるのでしょうか。

結論、あなたの「特性」を知ることがカギになります。

まずは僕の例をご紹介します。

僕の特性は、「ずっと考えてる」と「ペラペラと教えたがる」です。

そして、これが僕の得意なことそのものです。

僕は、運転中やお風呂など、ずーっと妄想にふけったり、考え事をしています。

もともと理系で物理が好きだったので、理屈っぽく考えるのが好きです。なので漫画や映画も、サスペンスなど「考える系」「推理する系」とかが好きです。

また、家族や友達などにも、昨日見たYouTubeの動画や、読んだ本、ゴルフの練習中に気づいたことを、ペラペラと喋ってしまいます。

高原
高原

よく妻に、理屈っぽい話ばっかでうざいと言われます笑

逆に、芸術的な感性は無いですし、交友関係を広げたりするのは苦手です。

また、考えてばかりで、実行力が低いので、スケジュール管理や、マルチタスクの処理などは、めっぽう苦手です。

ということで、僕は、これらの特性をまとめて、

  • 一人で考える
  • お客さんと一緒に考える
  • 学んだことをペラペラ教えれる

という仕事を選ぶようにしています。

僕の中で、コーチングや、このブログ記事の執筆などは、ほぼ「考える」と「教える」という作業で構成されているものなので、全く苦を感じません。

このように、まずあなたの特性(日常的にやっていること、それしかやってねーやんみたいなこと)を明確にして、それを主として使えるような仕事を選択すると、圧倒的にストレスが低くなります。

眼の前の仕事は、自分の写し鏡

世の中、そんなに好きなことばっかりできないんだよ!と思う人もいるかも知れませんが、実際はそうではありません。

いろいろな仕事が降ってくるのは、そもそも「やること」「やらないこと」を明確にしていないからです。

なんでもやりまっせのスタンスだと、あれこれ頼まれるのは当然です。

逆に、特性から「やること」「やらないこと」を明確にして、相手からも納得感がある場合、「この人は、これが強みだから、これを頼まないともったいない」という空気感が出てきます。

そうなると自然に、あなたの元に届く前から、フィルターがかかる状態になっていきます。

そもそも得意・不得意が明確であれば、不得意なものを頼まれまくるような仕事であれば、自然と辞めて転職したり独立したりする判断をします。

僕自身、ウェブコンサルティングの仕事をしているときは、まさにこの状態でした。

自分の強みがわからないから、仕事が取れるか不安で、自分の向き不向き関係なく、仕事をしていました。

当然、苦手なことも多く、精神的にもとても辛かった事を覚えています。

ウェブコンサルの師匠的な人から「クライアントは自分の写し鏡」「御用聞きになるのは自分のせい」と教わってきましたが、まさにそのとおりだと思います。

得意なことの見つけ方については、下記の記事で解説しているので、是非参考にしてみてください。

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あなたの「モチベーションが上下する要因」を理解する

基本的に、得意なことをしていれば、モチベーションも上がりやすいです。

なぜなら、自分の特性を使った行動で他人から感謝されると、自分の存在そのものが価値あるように感じられるからです。

高原
高原

何気なく、軽い気持ちでやったことが、予想以上に感謝されて、びっくりした…みたいな経験はないでしょうか。

どんな人も、こんな時、なんか嬉しい気持ちになるはずです。

なのでまず得意なことをしていることと、モチベーションは大きく関係しています。

そのうえで、さらにあなたが、どんな時にモチベーションが浮き沈みするのかを、自己認識できれば、より仕事選びが簡単になっていきます。

例えば、僕の場合は、「自己決定できるかどうか」が大きくモチベーションに関わります。

高原
高原

学校の宿題でも、やろうと思っていた時に、親から「勉強しなさい」と言われると、急にやる気が無くなります。

完全なる「あまのじゃく」です笑

その代わり、自分で決められれば、多少リスクがあっても楽しく感じるので、自分で会社をやるという選択を取っています。

僕がコーチングをしている中で、他には、下記のような方がいます。

  • 仕事上だけの、冷たい人間関係だと、モチベーションが下がる
  • みんなで同じ方向に向かうような時は、モチベーションが上がる
  • 興味のあることを勉強出来ているときは、モチベーションが上がる
  • やったことがないことにチャレンジするときは、モチベーションが上がる
  • お金や人間関係など、心理的安全性がなくなると、モチベーションが下がる

などなどです。

過去の体験を振り返ると、必ず「このときはモチベーション高かったな」「このときはモチベーション低かったな」というものが出てきます。

いくつか考えていると、その中でもこんな時は上がりやすい、こんなときは下がりやすいという共通点が見えてきます。

モチベーションの上下も、人によって、要因となるものは様々です。

高原
高原

だからこそ、頑張れる人もいれば、頑張れ無い人がいます。

他人に対して「なんでこの人は頑張らないんだろう」と思う時は、あなたのモチベーションが上がりやすく、その人にとっては下がる要因になっている何かがあるはずです。

なので、まずはあなたのモチベーションがどんな時に上がって、どんな時に下がるのかを考えてみましょう。

それが理解できれば、「こんな職場には行かない方が良い」「こんな仕事内容がある会社は、避けた方が良い」という具体的な条件が浮かび上がってくるでしょう。

まとめ:仕事選びは、まず自己分析から

記事の冒頭でお伝えした通り、お金持ちになりたい!成り上がりたい!みたいなものを、仕事に求めている人は、とても少ないです。

にも関わらず、多くの人は、仕事を選ぶ時に、お金や待遇などの条件を優先します。

それそのものも、職業選択には重要な要素ですが、それだけではモチベーションを高く保ったり、やりがいを感じることは出来ません。

お金や休みなどの条件に加えて、

  • あなたの特性を活かしやすい仕事か
  • あなたのモチベーションが上がる要素があるか

という観点を加えて、仕事選びをすることが大切です。

そのためには、まずあなた自身の得意・不得意、モチベーションの源泉がどこにあるかを、自分なりに認識するという作業が必要になるでしょう。

今の仕事が楽しくないという方は、下記の記事でも解説しているので、施肥こちらも参考にしてみてくださいね。

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ABOUT ME
高原
高原
経営者/キャリアコーチ
「もっと楽しく働こう!」をコンセプトに、コーチングとメディア発信の事業を行っています。自己理解とストレングス・ファインダーが専門です。長年、メディア運営をしているので、ウェブマーケも結構詳しいです。
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